【Photoshop】ブラシツールで光の当たり方を調整する方法
今回はPhotoshopで光の当たり方を調整する方法をご紹介いたします。
トーンカーブ等の色調補正で調整する方法もありますが、今回はブラシツールを用いて、物体への光の当たり方を調整したいと思います。
完成形や以下のようになります。パプリカに右上から光が当たっているように見せたいと思います。
Photoshopの操作方法
背景と物体のレイヤーを分ける
まず、Photoshopで画像を開きます。背景レイヤーになっているので、ダブルクリックで通常レイヤーに変換しておきます。
レイヤーを複製して、「背景」と「パプリカ」のレイヤーを作成します。
「パプリカ」のレイヤーを選択したまま、「自動選択ツールを選択」でパプリカを選択します。
「選択範囲」→「選択範囲を反転」を選択して、パプリカ以外の背景部分を選択します。
Deleteキーを押して背景部分を削除して、パプリカのみのレイヤーを作成します。(※分かりやすいように背景レイヤーを非表示にしています。)
光と影のレイヤーを作成する
画像の上に2つの新規レイヤーを作成します。
「光」レイヤーは描画モードを「オーバーレイ」に、「影」レイヤーは描画モードを「ソフトライト」に設定しておきます。
どちらのレイヤーも「クリッピングマスク」を作成しておきます。クリッピングマスクを作成することで下の「パプリカ」のレイヤーに描画できるようになり、はみ出した部分は反映されないようになります。
光レイヤーを作成する
「光」レイヤーを選択して、「ブラシツール」を使って光を描いていきます。描画色は「#FFFFFF」にしておきます。
最後に不透明度を調整します。今回は、不透明度を65%にしました。
影レイヤーを作成する
先ほど光レイヤーを作成した時と同じ手順で影レイヤーを作成します。描画色は「#000000」にします。
最後に不透明度を調整します。今回は、不透明度を30%にしています。
完成形
以上で完成です。右上から光が当たっているように調整しました。
まとめ
以上、Photoshopのブラシツールを使って光の当たり方を調整する方法でした。
Photoshopを使うと様々な方法で画像を加工することが出来ます。
今回ご紹介した方法は細い部分を修正する際に適していると思います。
画像加工の一つの方法として使えると便利です!